障がいがあろうとなかろうと [認める。]
あなたはちゃんと、成長してた。
だれよりも感受性高く、
だれよりも気が付くひとに。
ときどきの私は、あなたにびっくりさせられる。
そ う じ。
5本のみじかい指であらわされる たったそのひとことだけれど、
日常生活における必要なことを、あなたはきちんと理解している。
そして、行動に移せる。
自分の気が済んでしまったらそしらぬふりしてぽんと置き去る。
そんな人間らしい姿も、ちゃんと忘れてなくて。
いつもなら大声あげて叱ろうとする私だけれど、
今日は。
あなたを可愛いと思えた。
そして、想った。
おかあさんがあなたを産んで、育てて。
つらいことも、やりきれないこともぜんぶ一緒に乗り越えてこれたのは。
あなたのその無邪気で純な 生きてる姿をみていられるからじゃないかしら。
おかあさんが涙するときも、
薄い紙切れ一枚を差し伸べるあったかいあなたがいるからじゃないかしら。
私が、あなたとおなじような境遇のひとたちに関わることができたのも。
私が、あなたの「障がい」を受け入れる勇気をもてたのも。
まぎれもなく あなたのおかげ。
ありがとう。
ありがとう。
私たち家族に生まれてきてくれて、ありがとうね。
「ありがとう」って言う言葉は 人間の言葉の中で
一番素敵な言葉だと思います。
by たー助 (2006-11-07 00:01)